番組審議会

第736回番組審議会

開催日

11月15日(金)

開催場所

高知放送本社 8階てらすホール

委員の氏名

委員総数  7名
出席委員  7名 
出席委員の氏名 
委員長     
 遠山 仁
副委員長 
 渡部   淳
委員    
 亥角   理恵
 島田 希保
   高西 成介
 秋澤 志名
 竹村 朋子
 
                             
社側出席
 代表取締役社長      山﨑 由幸
 常務取締役        越智 義久
 執行役員報道制作局長   植村 浩史
  
<事務局> 
 番組審議会事務局長   伊東  宏隆
 番組審議会事務局    河野  喜世

議題

テレビ番組
「もうひとりのアンパンマン」
放送日 2024年10月13日(日) 17:00-17:30

議事の概要

・私たち世代が見ると、番組で伝えたいことはわかるけど、多くの子ども達もアンパンマンを見て育っているので、子ども達が見て、やなせさんがアンパンマンを通して伝えたかったことが、もう少しわかりやすくあったら良かったかなと思いました。
・個人的には本当に知らないこともたくさんあって、絵本の出版元であるフレーベル館の方の話も、とても印象的で、正義っていうものへの彼自身の考え方、それに対する戦争体験というバックボーン、弟さんが特攻で亡くなっていることなど、作品の背景となるものがコンパクトにまとめられていて、その意味では大変勉強になりました。
・インタビューの映像に必ず年月を書いたテロップは上に出るんですけれども、ある一定の時間になったら消える。ゼロベースの人が見てもわかるようにするためには、年月のテロップはずっと出していただいた方が、私はありがたいなと感じました。
・ナレーションの言葉遣いで、「愛と献身を捧げ」というフレーズがありましたが、献身っていうのはもう捧げるものなので、その二重表現が若干気になりました。もう少し言葉にも丁寧に作られるとより良い番組になるのかなと思いました。
・2013年の追悼番組のリメイクというところではあると思うのですが、磨かれた番組であったかなと個人的には思いました。アンパンマンと触れる今の人たちの映像を見たかったなと思いました。
・やなせさんを振り返るという時には、アンパンマンからちょっと離れて、正義というのは絶対ではなくて、正義を貫くためには絶対犠牲が伴うんだという、このすごさを番組で総括として、その中の1つにアンパンマンがあるんだということで、地元としては1回やなせさんをいち漫画家ではなくて、やなせたかしという人間を総括するような番組が今後あってもいいような気がいたしました。
・導入のところと後がうまく結びついているようで結びついていないなと感じました。ただ、やなせさんの思い、その時々の言葉も含めて、綺麗に網羅されていて、人の心に訴えかけるものは丁寧に作られていて、すごくいい番組になっていたと思います。

次回番組審議会予定

※ 12月番組審議会
日  時:令和6年12月20日(金)15:00~ 
場  所:高知放送本社8Fてらすホール
議  題:高知放送テレビ番組
    「こうちeyeスペシャル 夢の舞台で~92年ぶりの金メダル~」
         令和6年11月23日(土) 16:00-17:00