高知初のJクラブ･高知ユナイテッドSCが
アウェーの栃木でJ３初戦を戦った2月16日

高知龍馬マラソン2025が開催されました

今回は、「市民ランナーに特化した放送を」と
これまでの放送時間と大幅に変更し、新たなチャレンジ”

トップランナーの優勝争いは
高知放送の公式Youtubeでの生配信でお届けしました。

これまで１号車から実況を担当していましたが
今回は、バイク実況を初めて担当


バイクから見えるランナーの息遣いや駆け引き
臨場感や緊張感がありワクワクしました！



今回も終盤までもつれた優勝争い
100kmの世界チャンピオンでもある
山口純平選手、ハンパないって!!!


全国初の青山学院大学によるペースランナー
「若様」こと若林宏樹選手が引っ張る
サブ3.5を目指すランナーたちの様子もお伝えしました。

若様スマイル、素敵すぎるって!!!


その後、バイクから降りてランナーに変身！

マイク片手に市民ランナーに密着しました。


いの町の山岡幸司さんと佐知さん夫婦
去年、夫の幸司さんは大会前日に気管支炎になり
スタートして数mで無念のリタイア...

妻の佐知さんは、初めてのフルマラソン
制限時間24秒前にフィニッシュ！

翌日の高知新聞に
「最初の夫と最後の妻」
この見出しで記事が掲載されました

今回は、春から県外の大学に進学する
娘の千慧さんと３人で出場しました。

去年叶わなかった夫婦2人で走る土佐路
娘の待つフィニッシュ会場を夫婦一緒に目指しました

私たち中継クルーが
山岡さん夫婦に合流したのは35km地点あたり
この時、すでに佐知さんの左足は
マメの激痛で限界を迎えていました。

そして、制限時間に間に合うかギリギリの状況でした


夫の幸司さんが
しきりに「大丈夫？しんどくない？」と
妻の佐知さんに声をかけていて
夫婦の絆・愛を間近で感じました。

春野陸上競技場への最後の約600ｍの登り坂

来年結婚25周年を迎える山岡さん夫婦
楽しいことも、苦しいことも
一緒に分かち合ってきた２人だからこそ
気持ちを一つにし、最後の力を振り絞り
春野陸上競技場へと入っていきました！

トラックの第３コーナー付近で
娘の千慧さんが2人に近づいて声をかけ
幸司さんと佐知さんは再び走り出し
最後の直線では
手を取り合い、夫婦一緒にフィニッシュ




6時間59分50秒

　　　　　　　制限時間、10秒前でした




フィニッシュ直後、家族3人での感動の再会
インタビューしながら、ポロリと涙がこぼれました

ランナー１人１人に走る想いがあり
苦しい中で頑張れる理由があります。



早春の土佐路を駆け抜けた
全てのランナーの皆さん、お疲れ様でした。



さて、タイトルの〇〇事件ですが・・・



大会前日のリハーサルでのこと
初めてのバイクに乗るために
ヘルメットを被ろうとしたのですが・・・


　　入らない......


何とかヘルメットに頭を入れるも
こめかみをグリグリされているような激痛
この痛みに耐えながら、リハーサル開始地点へ移動

バイクに乗っていた約３０分
今までで一番の痛みだったかもしれません(泣)

その後、
カメラマンのヘルメットと交換し、事なきを得たのですが
僕がキツく感じたヘルメットは
カメラマンにとっては緩々だったそうです(笑)


色んな人に「顔小さいね～」と
声をかけていただくことが多かったのですが
「ハチが出ていて頭は大きいんです」と答えていました。

まさか龍馬マラソンの前日リハで
自分の頭の大きさを痛感することになるとは・・・


以上、これがヘルメット事件でした。(笑)