番組審議会

第678回番組審議会

開催日

令和元年7月17日(水) 午後3時

開催場所

高知放送本社 役員会議室

委員の氏名

委員総数 7名
出席委員 7名
 出席委員の氏名
  委員長  海老塚和秀
  副委員長 清原 泰治
  委 員  渡部  淳
       森沢 孝道
       又川 晃世
       布  多恵
       亥角 理絵

社側出席
 代表取締役社長   佐竹 慶生
 専務取締役     有澤 雅章
 取締役       高木 寿隆
 取締役       山岡  禎
 取締役総務局長   山崎 由幸
 編成業務局長    越智 義久
 報道制作局長    竹島 章記
<事務局>
 番組審議会事務局長 前田 倫子

議題

*高知放送制作テレビ番組
 『こうちeye』内 「こうちの場合」
  放送日時 7月3日(水)18:15~18:55
 『eye+スーパー』内 「お宝発見!まちどうが」
  放送日時 7月4日(木)15:50~16:45

議事の概要

◇番組への意見・感想等

●「こうちの場合」(『こうちeye』内コーナー)

*全国の出来事に対して、では高知はどうなんだという視点はローカルメディアとして正統な切り口。視聴者のニーズに真っ正面から応える正統派のコーナーであり、今後の展開に期待したい。番組ロゴを使ったコーナータイトル映像は洗練されたイメージで都会感がある。

*聖火ランナーとして走った二人の証言を、アーカイブの映像や写真を重ね合わせて見る事ができたのは良かった。コーナーを見て高知経済成長や東京オリンピックの前と後とで、日本は本当に変わったのではないか、変わったんだという事を教えられたような気がする。実に象徴的なコーナーになっていた。

*取材したランナーのうち一人は室内、もう一人は屋外と変化をつけていた。またインタビューの際のBGMも場面場面に合せて変えていた事に細やかなこだわりを感じた。短いコーナーだったが、すごく臨場感がありまた情報量もあって55年前に引き込まれた。

*この「こうちの場合」の視点はとても大事だと感じる。全国と高知の対比、県民所得では高知は40数番目だが、これからの時代は何が幸せで何が大事か、そういう事もこの対比の中で見えて来ると思う。「募集」と「応募」等、スーパーのミスは残念に感じる。基本的な事に注意を払っていただきたい。

●「お宝発見!まちどうが」(『eye+スーパー』内コーナー)

*このコーナーは毎回発見がある点が良い。自分たちが知らない事を教えてもらえる。今回はふるさとを再発見・再認識させてもらった。ただ見る人への基礎知識として人口や高齢化率等の市町村の情報を入れて欲しかった。

*お宝が地元にある事を再発見でき、それを映像で見せてもらえるのは良い事だと感じる。しかし、取材はもっと自然体でいって欲しい。ぶっつけ取材のロケと視聴者側は捉えているので、取材先での人との出会い方や会話に不自然さを感じた。食レポももっと勉強が必要。

*3月までのコーナー「ニュースありませんか」とのコンセプトの違いがよく分からない。前も行き当たりばったりの旅との説明を受けた記憶がある。アナウンサーは少し過剰に取材対象者に気を遣っているのではないか。もっと自然体で地域に入り、自然体で紹介しても失礼にはあたらないし、自然に内容が伝わって逆に良いと思う。

*情報量も多く見応えがあり、その土地の食・人・営み・産業を垣間見る事ができるコーナーだっと感じる。ナレーションもしっとりしていて良かった。ただ最後の「1分動画」のまとめはあまり意味が無いように思う。

次回番組審議会予定

※9月番組審議会(8月は休会)
日 時:令和元年9月18日(水) 15:00~
場 所:高知放送本館4F会議室
議 題:高知放送制作テレビ番組
   「小学生が挑む!第3回高知防災クイズチャンピオン」
    放送日時 7月27日(土)16:30~17:00 放送