番組審議会

第680回番組審議会

開催日

令和元年10月16日(水) 午後3時

開催場所

高知放送本社 役員会議室

委員の氏名

委員総数 7名
出席委員 6名
 出席委員の氏名 
  委員長  海老塚和秀 
  委員   渡部  淳
        森沢 孝道
        又川 晃世
        布  多恵
        亥角 理絵
 欠席委員の氏名  
副委員長  清原 泰治
      (レポート参加)
社側出席
代表取締役社長   佐竹 慶生
専務取締役     有澤 雅章
取締役       高木 寿隆
取締役       山岡 禎
取締役総務局長   山崎 由幸     
編成業務局長    越智 義久
ラジオ局長     西岡 義文

<事務局>
番組審議会事務局長 前田 倫子

議題

*高知放送制作ラジオ番組
「水曜日のカツオボーイズ」 
 放送日時 10月9日(水)23:00~23:29

議事の概要

◇番組への意見・感想等

*深夜の番組はコアなリスナーに支えられていると思うが、敷居は下げて欲しい。初めて聴いても誰がパーソナリティをつとめているのか、どんな性格の番組なのか等ある程度分かるような情報提供は、最低限必要ではないだろうか。トークが早口で内容が聞き取れないところがあった。ラジオは音声、音の情報だけが頼りである。パーソナリティは、そのあたりの認識が薄いのではないだろうか。

*ゲストを入れるにも善し悪しがあると感じた。男性4人だと誰が話しているのかが分からない。笑い声もすごく大きい。でも何が可笑しかったのか笑いのツボが分からなくて、ちょっと苦しかった。「松田監督の水カツロードショー」のコーナーは、監督がパーソナリティをつとめている意義が出ていてとても良かった。このコーナーがある事で番組のオリジナリティーも出て、深みも出ていたと感じる。

*ラジオは出演者が複数でも、男女で喋るとどちらが話しているのか分かりやすく、聴き手も作業等をしながらでも内容が理解できるが、男性ばかりだと何を言っているのか分かりにくい。またラジオはリスナーとの掛け合いやメッセージのやりとりが重要だと思うのに、今回はその部分がなく、ゲストとの話に集中していたので残念。深夜の30分番組に提供スポンサーが5社ついているのはすごい。

*高校生の漫才コンビに興味を持っていた。しかし期待していた優勝ネタの披露やコンビ名の由来、ネタ作りの苦労等聴きたいと思っていた内容はまったく出てこなかった。肩すかしをくらったような感じ。パーソナリティをあまり知らない上に出演者が複数、しかも声が似ていて混乱した。パーソナリティには、どちらが話しているのをリスナーに分からせるようなスキルを身につけて欲しい。

*とまどいから始まった番組だった。番組主旨のようなものが冒頭にあればこちらは構えて聴く事ができるのだが、それが無くダラダラッと入ってしまったので、乗れないままに番組がスタートしてしまった。番組全体では良い材料も出ているのに、消化できていない感じがした。ポイントはいくつかあったのにひとつひとつが固まっておらず、流れとしても繋がっていない。惜しい番組。改良すれば若者には受け入れられそうな期待感はある。

*せっかくゲストがいるのだから、ゲストの事をもう少し知りたかった。高校生漫才コンビ2人のバックボーンや優勝したネタの披露が一部でもあれば、もっと番組が深まったと思う。
 昔ラジオは若者にとって一種の「文化」であったと感じる。これからラジオは若者が聴いてくれなければ、段々と尻すぼみになってしまう。そういう意味では、radikoという武器もあるわけなので、この深夜帯の番組で若い世代のリスナーの掘り起こしをして欲しい。

*よく分からない番組というのが全体的な感想。出演者の言葉がうまく聞き取れず、また自己紹介はあるものの速すぎて分からなかった。男性4人だけの番組で誰が話しているのか分からないというのも、やや辛かった。「こいつ」では分からない。途中で名前で呼びかけるところがあったが、そういう工夫があると分かりやすくなると思う。初めて聴く人はよく分からなくて10分もたないのでは。複数でラジオ番組をやるのは難しいと感じた。

次回番組審議会予定

11月番組審議会
日時:令和元年11月20日(水) 15:00~ 
場所:高知放送本館4F会議室
議題:「劇団ひとりとビビる大木の爆旅!!
       おれたちは高知が大好きだ!!」
   放送日時 11月15日(金)19時00分~19時56分