番組審議会
第686回番組審議会
委員によるレポート提出(社側回答あり)
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、臨時的措置として合評形式より変更
委員の氏名
委員総数 7名
レポート提出委員 7名
委員の氏名
委員長 海老塚和秀
副委員長 清原 泰治
委 員 渡部 淳
森沢 孝道
布 多恵
亥角 理絵
天野 弘幹
社側回答
ラジオ局長 西岡 義文
報道制作局長 竹島 章記
書面による報告
*高知放送番組審議会令和2年度委員委嘱
*正副委員長選任
*高知放送番組審議会運営方針について
*放送番組種別の報告(2019年10月~2020年3月)
*高知放送のテレビ・ラジオ番組に望む意見
議事の概要
◇高知放送のテレビ・ラジオ番組に望む事(提出レポートを要約)
*新型コロナウイルス関連の報道も含めて、正しい情報を伝えるだけでなく、県民がよく咀嚼できる報道、また今後の進展も探るような深掘りした報道を望む。その為には、番組作りに携わる人材の育成は必須。これからも若手の人材育成に努めて頂きたい。また、高知の今の姿を伝えると共に、高齢化が一足先に進む高知に光が射すような番組もあわせて望みたい。ラジオに関しては、ならではの魅力の発信や新しいリスナー開拓に向けての番組作りなど大いに挑戦して欲しい。
*昨年度は、地域密着型の番組づくりに高知放送が熱心に取り組んでいることがよく伝わってくる1年だった思う。私は番組審議会の委員の一人として、この局の姿勢を支持したい。そして、高知県に迫っている人口減少の危機を、目に見えるように報道していただければと思っている。また、勝手な提案であるがぜひとも「視聴率のとれるスポーツ番組づくり」に期待しているし、感動して涙が止まらないようなスポーツ報道番組を見てみたい。
*地方局は地域や住民に近い存在であり、住民の気持ちに寄り添う報道をお願いしたい。また、個性の発信は放送の信頼度にも繋がる為、アナウンサーが着実に成長し、それぞれの雰囲気を醸し出すという現状の継続・発展を期待したい。取材を受ける事もあるが、取材する際の礼儀正しさ、チームの意識の一体化などについては安心している。
*地方の存立には技術の集積と人材の育成が欠かせないと痛感している。ニュースや番組作りで技術や人物に焦点を当てているのは適切で、タイムリーなネタを取り上げている事もある。農業、漁業、さらに二次、三次産業の分野の現状と課題などについてもシリーズで伝えることはできないだろうか。ニュースの枠だけではのみ込めない社会問題を分かりやすく伝える為にも、局全体で解説機能を拡充させて欲しい。また、誤字は番組の信頼性にも関わるので、日ごろから言語感覚を磨き、正確な表記に努めてほしい。
*コロナ禍でTVを取り巻く環境が大きく変わろうとしている今、既成概念にとらわれない、新しい発想での企画やチャレンジが必須となってくる。その時々の旬の話題を掘り下げる番組を、ゴールデンタイムに特番で放送して欲しい。経済も滞り厳しい時代にこそ、ピンチをチャンスに変えてポジティブシンキングでどんどん新しいことにチャレンジしてほしいと切に願うばかりである。
*インターネットの普及により各社視聴率・聴取率が下がってきていると聞くが、まだまだテレビ・ラジオの信用性を評価している県民は多い筈。こんな時こそ現状を報道すると共に、県民が希望を持てるような明るい話題やニュースも提供して欲しい。他社に負けない取材力・人材力でますますいい番組作りを心掛けていただきたい。
*コロナ渦中の今、「eye+スーパー」「こうちeye」とも県内にどのようなことが起きているのか、よくまとめられ、分かりやすく、キャスターの力量もうかがえる。しかし、単一的なベクトルの情報ばかりが繰り返されていると、人々は関心を失い、もっと別の情報源を求めていくことや、フェイクやデマ、差別などにつながる場合もあるので、より留意し、いろいろな角度で論議しながら番組作りを進めていただきたい。
次回番組審議会予定
※ 5月番組審議会
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、レポート提出形式で行う
議題:「日本のチカラ
壁に願いを ~安らぎのホスピタルアート~」
5月10日(日)5時45分~6時15分放送
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