番組審議会

第713回番組審議会

開催日

10月19日(水)

開催場所

高知放送本社 てらすホール

委員の氏名

委員総数  7名
出席委員   4名
 出席委員の氏名  委員長 清原 泰治
          委 員 森沢 孝道
             布  多恵
             天野 弘幹
                      
社側出席
 代表取締役会長      佐竹 慶生
 代表取締役社長      山﨑 由幸
 常務取締役        高木 寿隆
 常務取締役        山岡 禎
 取締役          越智 義久
 役員待遇         金子 勝 
 報道制作部長       中嶋 淳介

<事務局>
 番組審議会事務局長    伊東 宏隆
 番組審議会事務局     村井 良江

議題

*高知放送制作 テレビ特別番組
 『今夜放送!竜とそばかすの姫 ベルからの贈り物』

 

議事の概要

*今回の番組は、細田監督が愛情を込めて作った映画に対する、高知県民のアンサーとなるもの。映画の中に青春が描かれていたのと同じように、この番組内にも高校生の思いがあふれていた。高知放送も細田作品を超えるような、高知県民が感銘を受けるような番組を作って欲しい。

細田監督の来高に密着したからこその言葉が引き出されていた。益々映画本体が見たくなり、番宣番組としての役割をきちんと果たしていた。番組を通して地元の人達は地元で頑張る勇気をもらったように思う。番組の最後に流れるナレーションといい、後味の良い番組だった。

*いつも見ている風景でも、才能のある人が見たらこれだけの物が引き出せるのかとクリエイターの「見る力」に感激した。特に鏡川の夕暮れの景色は素晴らしかった。「神は細部に宿る」と言うが、細部にこだわったもの作りの素晴らしさに感動した。

*30分の番組内に細田監督が発したいい言葉がちりばめられていた。今回ほど丁寧な文字情報がありがたいと思った事はない。高知の良さに気づかせてくれた細田監督の言葉を、高知県民に向けて放送した事は大きい意味を持つ。まさに、地元に寄り添った番組だった。

*この番組を見て、なぜ映画の舞台が高知でなければいけなかったのか分かった。また、この後放送された「竜とそばかすの姫」の映画の見方が深まった。

*鏡川べりを高校生が下校する姿や部活の様子など、日常の何気ない風景を特別なものとして見る事ができ、監督の言葉に優しい人柄が感じられた。また、ドローンを使った映像は素晴らしかった。番組終了直後に映画の放送時間を入れても良かったのでは。

*絵がとても美しく、思わず映像に引き込まれた。この番組で細田監督自身に興味を持ち、彼の作品にもより興味を持った。高知県が元気になるには、地元の人達が足元の宝に気が付くことだと教えられた。

次回番組審議会予定

※ 11月番組審議会

日 時:令和4年11月16日(水) 15:00~
場 所:高知放送本社 てらすホール
議 題:「日本のチカラ  なんでもやる!~高知のエジソンのDNAを未来へ!~」

    放送日時 11月13日(日)午前5時45分~6時15分